経済産業省と日本機械工業連合会は、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省と共催する「第11回ロボット大賞」の表彰対象を決めた。国交大臣賞には建ロボテックによる鉄筋結束ロボット「トモロボ」が選ばれた=写真。18日に東京都江東区の東京ビッグサイトで表彰式を開く。
トモロボは鉄筋の結束作業を人の代わりに行う協働型ロボット。市販の電動工具を取り付けるだけで作業を自動化する。8時間の稼働で人と比べ1.3倍の箇所を結束できる。現在はレンタルで提供しており、150以上の現場で導入実績がある。
また、優秀賞の社会インフラ・災害対応・消防分野には三菱重工業、ENEOS、千葉工業大学、山形大学、東北大学によるプラント自動巡回点検防爆ロボット「EX ROVR(エクスローバー)」を選んだ。
今回は85件の応募があった。次回は2026年度に実施する。
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