【作業ロス大幅軽減】建ロボテックが「トモロボ」補助装置開発 複数台を1人でも運用可能に | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

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【作業ロス大幅軽減】建ロボテックが「トモロボ」補助装置開発 複数台を1人でも運用可能に

 市販されている鉄筋結束電動工具を取り付けるだけで鉄筋の結束を自動化できる協働型鉄筋結束ロボット「トモロボ」を販売している建ロボテック(香川県三木町、眞部達也社長)は、これまで2人での作業だった横移動を1人で簡単にできる「トモロボスライダー」を開発した。
 トモロボスライダーは、トモロボをより便利に活用するための装置。これまでロボットが端部に達した際の横移動は作業員2人で手でもって行うなど、価格や重量制限の課題から全自動化せず、一部機能を手作業としていたが、低価格で導入できるトモロボの横移動補助装置「トモロボスライダー」の開発により、オペレーターの作業ロスを大幅に軽減することで、複数のロボットを1人で運用できるようにした。
 トモロボは、建設現場の生産性向上と作業者の負担軽減を目的に開発された。土間、スラブなどの単純な鉄筋の結束作業から職人が解放され、より高度な作業に注力できるようになる。
 問い合わせは、同社・電話087-898-0555。特設サイト(https://www.tomorobo-lab.com)。

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