【オフィスでイチゴ栽培】会話を促す体験型サービス提供/オカムラ | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

公式ブログ

【オフィスでイチゴ栽培】会話を促す体験型サービス提供/オカムラ

オフィスでの自然な会話が生まれる


 オカムラは、オフィスでイチゴを育て、会話を促すパッケージサービス「City Farming(シティファーミング)with Okamura」を日本出版販売(東京都千代田区、奥村景二社長)と共同開発し、提供を始めた。日本出版販売が運営する植物工場をオフィス空間に再現し、社員同士の活発なコミュニケーションを実現する。

 日本出版販売は、生活空間で毎日、新鮮なイチゴを収穫できるサービス「City Farming」を展開している。ここにオカムラのオフィス空間づくりの知見を融合し、会話を促す体験型サービスとして商品化した。活用法のコンサルティング、導入後の運用フォロー、アップデートやメンテナンスまで、トータルでサポートする。

 開発背景にあるのが働き方の変化だ。オカムラによると、出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークの浸透などで、社内コミュニケーションを課題とする企業が増えているという。この解消に向けて商品化を進めた。

 過年度に実施した試験導入では、他部門との会話の増加、オフィス環境への総合満足度の向上、癒やし、気分転換などの心理的効果が確認できた。

 今後は農業を身近に感じづらい都市部のオフィスを中心に導入提案を進め、活力のあるオフィスの実現に貢献する。


【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら