政府のデジタルライフライン全国総合整備計画で先行的な取り組みのアーリーハーベストプロジェクトのうち、ドローン航路の開通式が25日、浜松市(浜松会場)の天竜壬生ホールと、埼玉県秩父市(秩父会場)のちちぶ花見の里駐車場で同時に開かれた。同プロジェクトのドローン航路として最初の社会実装に位置付けられ、世界初の商用運航となる。
ドローン航路は、国民生活を支えることを目的に、デジタル時代の社会インフラであるデジタルライフラインの全国整備につながる基盤の構築に向けて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトである「産業DX(デジタルトランスフォーメーション)のためのデジタルインフラ整備事業(デジタルライフライン先行実装に資する基盤に関する研究開発)」の成果を活用して整備した。
浜松では河川(天竜川)の上空に180㎞のドローン航路を整備し、物流と河川点検・巡視のマルチパーパスでの社会実装となる。整備はトラジェクトリーが担当した。秩父は送電線の上空に150㎞のドローン航路を整備した。一般送配電事業者向けの点検・巡視サービスでの社会実装となっている。グリッドスカイウェイ有限責任事業組合が整備を担った。
開通式で中野祐介浜松市長(浜松会場)は「ドローン航路が持続可能な社会インフラとして広がるようにしたい」、北堀篤埼玉県秩父市長(秩父会場)が「ドローン航路の有効活用に向けて官民連携で取り組む」とそれぞれ述べた。また、経済産業省の奥家敏和官房審議官は「ドローン航路を全国に広げるだけでなく、海外にも展開できるよう計画を遂行していく」と強調した。
デジタルライフライン全国総合整備計画は、社会課題の解決や産業発展のデジタルによる恩恵を全国津々浦々に行き渡らせるための10年計画。アーリーハーベストプロジェクトを通じて、ドローン航路全国展開に向けたガイドラインなどを策定する。
ドローン航路は、国民生活を支えることを目的に、デジタル時代の社会インフラであるデジタルライフラインの全国整備につながる基盤の構築に向けて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトである「産業DX(デジタルトランスフォーメーション)のためのデジタルインフラ整備事業(デジタルライフライン先行実装に資する基盤に関する研究開発)」の成果を活用して整備した。
浜松では河川(天竜川)の上空に180㎞のドローン航路を整備し、物流と河川点検・巡視のマルチパーパスでの社会実装となる。整備はトラジェクトリーが担当した。秩父は送電線の上空に150㎞のドローン航路を整備した。一般送配電事業者向けの点検・巡視サービスでの社会実装となっている。グリッドスカイウェイ有限責任事業組合が整備を担った。
開通式で中野祐介浜松市長(浜松会場)は「ドローン航路が持続可能な社会インフラとして広がるようにしたい」、北堀篤埼玉県秩父市長(秩父会場)が「ドローン航路の有効活用に向けて官民連携で取り組む」とそれぞれ述べた。また、経済産業省の奥家敏和官房審議官は「ドローン航路を全国に広げるだけでなく、海外にも展開できるよう計画を遂行していく」と強調した。
デジタルライフライン全国総合整備計画は、社会課題の解決や産業発展のデジタルによる恩恵を全国津々浦々に行き渡らせるための10年計画。アーリーハーベストプロジェクトを通じて、ドローン航路全国展開に向けたガイドラインなどを策定する。