5月16日まで参加受付/俵ケ浦半島自然観光公園化民間提案を募集/佐世保市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

中国・四国・九州

5月16日まで参加受付/俵ケ浦半島自然観光公園化民間提案を募集/佐世保市

 長崎県佐世保市は3月31日、「俵ケ浦半島自然観光公園化計画」の策定に向けた民間提案募集を始めた。参加表明書は5月16日まで、企画提案書(初稿)は6月27日まで、同(最終稿)は8月29日まで企画部政策経営課で受け付ける。12月下旬の審査結果公表を予定している。
 参加形態は単体の法人またはコンソーシアム。単体とコンソーシアムの代表企業は、観光開発または観光施設、宿泊施設、そのほか地域の交流人口の獲得につながる事業の運営実績を求める。
 西海国立公園九十九島などの自然環境を生かした観光地としての活性化を目指している。俵ケ浦半島全体の自然公園化に当たり、コンセプトやブランディング戦略、公共施設の再整備などの方向性を示す「俵ヶ浦半島自然観光公園化計画」(マスタープラン)を策定する。
 事業者は、パートナー事業者としてマスタープランに対する助言・検討支援を担当する。具体的な支援内容は、協定締結後の協議で決める。また、マスタープラン策定後に実施する「公有施設の活用事業」の公募に参加する場合、パートナー事業者の提案内容の具体性・独創性・実現性・事業効率化への貢献度などに応じてインセンティブ(優遇措置)の付与を検討する。2026年1月ごろの協定締結後、27年3月までのマスタープラン策定を予定している。
 公有施設の活用で提案できる施設は、九十九島観光公園(野崎町1746、敷地面積12.9ha)、展海峰(下船越町399、7.8ha)、花の森公園(俵ケ浦町ほか、4.9ha)、白浜海水浴場・キャンプ場(俵ケ浦町、3.0ha)九十九島動植物園森きらら(船越町2172、8.3ha)、このほか旧野崎中など廃校3校とする。