クリエイティブディレクターで東京藝術大名誉教授の佐藤雅彦氏が代表理事を務める佐藤雅彦教育文化財団は、静岡県沼津市の国民宿舎伊豆戸田荘跡地にミュージアムを建設する。人気テレビ番組「ピタゴラスイッチ」などを手掛けた佐藤氏の作品を集めたギャラリーや宿泊体験施設、ショップ、カフェなどで構成し、地域住民が自由に使えるゾーンも設けるなど、戸田地区の地域振興に寄与する考えだ。2029年度ごろのオープンを目指す。
ギャラリーは、作品ができるまでの思考プロセスが分かる展示にするという。作品は膨大にあるため、ミュージアムに収容しきれないものは戸田地区の既存建物に展示・保管することも検討している。地域住民と連携しながらミュージアムを核にした地域振興を図る。
同財団の佐藤代表理事や鈴木智博理事らは16日、頼重秀一市長を表敬訪問し、施設の概要を説明した。同市(旧戸田村)出身の佐藤代表理事は、「立派な建物だった国民宿舎が廃墟となり悲しかった。微力ながら戸田に新しい希望をつくりたい」と力を込めた。頼重市長は「地域住民との連携などで協力し、ともに夢の実現に励む」と語った。
跡地は戸田字牛ヶ洞3705-10にあり、面積は3485㎡。市の公民連携制度を活用して2月から3月にかけて活用事業者を募集し、同財団を優先交渉権者に決めた。事業用定期借地権を設定し、9月ごろに仮契約を結ぶ予定だ。
ギャラリーは、作品ができるまでの思考プロセスが分かる展示にするという。作品は膨大にあるため、ミュージアムに収容しきれないものは戸田地区の既存建物に展示・保管することも検討している。地域住民と連携しながらミュージアムを核にした地域振興を図る。
同財団の佐藤代表理事や鈴木智博理事らは16日、頼重秀一市長を表敬訪問し、施設の概要を説明した。同市(旧戸田村)出身の佐藤代表理事は、「立派な建物だった国民宿舎が廃墟となり悲しかった。微力ながら戸田に新しい希望をつくりたい」と力を込めた。頼重市長は「地域住民との連携などで協力し、ともに夢の実現に励む」と語った。
跡地は戸田字牛ヶ洞3705-10にあり、面積は3485㎡。市の公民連携制度を活用して2月から3月にかけて活用事業者を募集し、同財団を優先交渉権者に決めた。事業用定期借地権を設定し、9月ごろに仮契約を結ぶ予定だ。