東急、JR東日本、東京メトロは19日、東京都渋谷区で計画する「渋谷スクランブルスクエア第II期(中央棟・西棟)」の起工式を現地で開いた。設計は日建設計・東急設計コンサルタント・JR東日本建築設計・メトロ開発JVが担当。デザインアーキテクトとして日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所が参画している。駅改良工事などを除く施工は東急建設が担当する。2031年度の完成を目指す。
神事では、東急の堀江正博代表取締役、JR東日本の喜●(勢の異体字)陽一代表取締役、東京メトロの山村明義代表取締役がそれぞれ鍬(くわ)入れを行い、工事の無事を祈願した。
神事後、堀江代表取締役は「東急グループは渋谷駅周辺で複数の再開発プロジェクトに関わっている。渋谷を多様な人々を受け入れるグローバル都市へ進化させる使命感を持ち、災害に強い街づくりや、にぎわいと回遊性の向上に取り組んでいる。3棟が一体となった渋谷スクランブルスクエアは、渋谷のハートとして地域のハブ機能を担い、新たな価値を創出していく」と語った。
喜●(勢の異体字)代表取締役も「30年には、幅員20mを超える自由通路が整備され、乗り換えや回遊の利便性は格段に高まっていく。さらに、3月に開業した高輪ゲートウェイシティとも連携して、日本のどこにもないナイトタイムエコノミーを実現したい」と期待感をにじませた。
山村代表取締役は「地下鉄銀座線渋谷駅の直上にはスカイウエーが整備され、歩行者ネットワークが充実する。(中央棟・西棟完成後には)アーバン・コアを含めた広場も加えて、駅と街が一体となったコミュニティーが形成される。3社で協力して、渋谷の街づくりに貢献したい」と決意を示した。
3社が推進する渋谷駅街区計画は、渋谷スクランブルスクエア開発、渋谷駅改良、ハチ公広場・東口広場などの整備を同時に進める、100年に1度といわれる大規模再開発で、「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」は19年に開業した。
30年度には、渋谷駅を中心として東西南北を地上・デッキ階で結ぶ歩行者ネットワークが完成する。
第II期の両棟を合わせた施設規模は延べ約9万5000㎡。建設地は、渋谷2-23ほか。東棟と合わせて1フロア当たり約6000㎡の売り場面積を有する首都圏最大級の商業施設や、中央棟の10階屋上には各国大使館などと連携した文化交流体験施設「10階パビリオン(仮称)」を整備する。
その後、33年度には中央棟4階の最先端技術を活用した体感施設「4階パビリオン(仮称)」と、中央棟4階からハチ公広場をつなぐ縦軸移動空間「アーバン・コア」が完成する。ハチ公広場、東口地上広場、中央棟4階広場(JR線上空)(仮称)、西口3階上空施設(仮称)、中央棟10階広場(仮称)も含めた全体完成は34年度を予定している。
神事では、東急の堀江正博代表取締役、JR東日本の喜●(勢の異体字)陽一代表取締役、東京メトロの山村明義代表取締役がそれぞれ鍬(くわ)入れを行い、工事の無事を祈願した。
神事後、堀江代表取締役は「東急グループは渋谷駅周辺で複数の再開発プロジェクトに関わっている。渋谷を多様な人々を受け入れるグローバル都市へ進化させる使命感を持ち、災害に強い街づくりや、にぎわいと回遊性の向上に取り組んでいる。3棟が一体となった渋谷スクランブルスクエアは、渋谷のハートとして地域のハブ機能を担い、新たな価値を創出していく」と語った。
喜●(勢の異体字)代表取締役も「30年には、幅員20mを超える自由通路が整備され、乗り換えや回遊の利便性は格段に高まっていく。さらに、3月に開業した高輪ゲートウェイシティとも連携して、日本のどこにもないナイトタイムエコノミーを実現したい」と期待感をにじませた。
山村代表取締役は「地下鉄銀座線渋谷駅の直上にはスカイウエーが整備され、歩行者ネットワークが充実する。(中央棟・西棟完成後には)アーバン・コアを含めた広場も加えて、駅と街が一体となったコミュニティーが形成される。3社で協力して、渋谷の街づくりに貢献したい」と決意を示した。
3社が推進する渋谷駅街区計画は、渋谷スクランブルスクエア開発、渋谷駅改良、ハチ公広場・東口広場などの整備を同時に進める、100年に1度といわれる大規模再開発で、「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」は19年に開業した。
30年度には、渋谷駅を中心として東西南北を地上・デッキ階で結ぶ歩行者ネットワークが完成する。
第II期の両棟を合わせた施設規模は延べ約9万5000㎡。建設地は、渋谷2-23ほか。東棟と合わせて1フロア当たり約6000㎡の売り場面積を有する首都圏最大級の商業施設や、中央棟の10階屋上には各国大使館などと連携した文化交流体験施設「10階パビリオン(仮称)」を整備する。
その後、33年度には中央棟4階の最先端技術を活用した体感施設「4階パビリオン(仮称)」と、中央棟4階からハチ公広場をつなぐ縦軸移動空間「アーバン・コア」が完成する。ハチ公広場、東口地上広場、中央棟4階広場(JR線上空)(仮称)、西口3階上空施設(仮称)、中央棟10階広場(仮称)も含めた全体完成は34年度を予定している。