名古屋市住宅都市局は２３日、「平田小始め２校統合に伴う改築その他設計委託」の公募型プロポーザルを公告した。７月１８日から２３日まで参加表明書を受け付ける。書面または対面で技術提案書の内容確認を行い、審査結果を通知・公表する。契約上限金額は１億６１８２万９０００円（税込み）。
　参加資格は、申請区分「測量・設計」、申請業種「建築設計・監理」の認定を受けており、「設計」を選択していることなど。
　浮野小学校（西区浮野町９８）と平田小学校（同西原町８８）の統合に向けた、平田小の校舎や体育館などの建て替えの設計を委託する。建て替え後の施設はＲＣまたはＳ造４階建てで、総延べ床面積は８６７１㎡を想定する。敷地面積は１万０１５６㎡。委託期間は２０２７年２月下旬まで。このうち基本設計は２６年４月まで、実施設計は同年５月から２７年２月下旬まで。
　浮野小は、１９７３年に平田小分校として開校し、７５年に分離新設した。児童数が減少し、小規模校化が進んでいることから、同じ中学校区である平田小と統合する。２７年度に浮野小を統合校として開校し、新校舎の整備を経て、３０年度に移転する。