石塚計画デザインに/UDを踏まえたまちづくり/札幌市 | 建設通信新聞Digital

6月30日 月曜日

行政

石塚計画デザインに/UDを踏まえたまちづくり/札幌市

 札幌市まちづくり政策局は、公募型プロポーザルを実施した「ユニバーサルデザインを踏まえたまちづくりの推進に関する調査・研究業務」の契約候補者に、石塚計画デザイン事務所を選んだ。
 市は、2024年6月に「ユニバーサル展開プログラム」を策定。関係施策の展開方針の一つとして、「文化・言語・国籍の違い、老若男女と言った差異や、障害・能力を問わず利用できるように配慮された設計(デザイン)」を目指すユニバーサルデザイン(UD)の考え方を取り入れた施策の推進を掲げている。
 業務は、UDを踏まえたまちづくりの推進に向けた検討の基礎資料とするため、先駆的に取り組んでいる自治体(3自治体以上)のさまざまな優良事例を把握・分析する。
 他自治体での事例の把握・分析のほか、市が市民や事業者とともに、UDを踏まえたまちづくりを進める上で必要な方向性や新たな取り組み、仕組みなどを整理・分析する。
 予算規模(税込み)は500万円を上限とした。履行期間は26年3月末まで。