建設技研を選定/発寒清掃工場更新事業アドバイザリー/札幌市 | 建設通信新聞Digital

7月30日 水曜日

北海道・東北

建設技研を選定/発寒清掃工場更新事業アドバイザリー/札幌市

 札幌市環境局は、公募型プロポーザルを実施した「発寒清掃工場更新事業アドバイザリー業務」の契約候補者に、建設技術研究所を選んだ。7月下旬に契約する予定だ。
 市は、運転開始から30年以上がたち、老朽化が進んでいる発寒清掃工場の更新に当たり、設計・施工一括発注(DB)方式を採用し、建設と解体工事も民間事業者に一括して発注することを計画している。運営・維持管理は公共直営とする。
 業務は、同工場更新事業の基本計画や環境影響評価など踏まえた要求水準書の作成、予算額、債務負担行為限度額の設定、事業発注に必要となる関係書類の作成から契約締結までの事業者の選定手続きについて、総合的に支援する。
 予算規模(税込み)は7132万4000円を上限とした。履行期間は2028年3月21日まで。事業は、市のPPP/PFI活用方針の対象ではないが、同方針に準じて手続きを進める。
 新工場の処理能力は1日当たり640t(1日当たり320t×2炉)。事業実施区域は西区発寒15条14丁目2―1ほかの3.5ha。