大阪府岸和田市は1日、市庁舎建設のDB(デザインビルド)事業者を募集する公募型プロポーザルを公告した。参加表明は9月8日から19日まで。年内に個別対話を実施後、2026年2月20日から27日まで技術提案書類を受け付ける。担当は総務部庁舎建設準備課。3月下旬に最終審査を実施し、特定通知する。事前公表された提案上限価格は、156億3058万5000円(税込み)。
参加資格は、単体またはJV。JVの場合は建設会社と設計企業か、設計企業の資格を満たす建設会社で結成すること。施工企業は、経審総合評点が建築一式900点以上で、代表企業は10年度以降に延べ1万㎡以上の同種類似施設を施工した実績があること。設計企業(代表企業)は、10年度以降に延べ3000㎡以上の同種類似施設の実績など。
DB方式で基本・実施設計と施工を一括して委託する。新庁舎の設計施工のほか、地質調査業務も含める。新庁舎の想定規模は、延べ約1万7500㎡。
工期は31年4月30日を最終期限とし、事業者からの技術提案による前倒しを認める。現時点では26年6月に本契約を結び、基本実施設計に着手。27年度から造成工事に、28年度に本体着工する。工期は36カ月を見込む。31年度内の供用開始を目指している。建設地は、同市野田1の敷地1万7387㎡。
【「3度目の正直」なるか】
岸和田市の新庁舎建設を巡っては、当初、市は現地での建て替えを想定。20年度にDB事業者を募集した。事業者を特定したものの、選定プロセスの透明性を巡って市議会が契約を否決した。その後、基本計画を見直して23年度に再度事業者募集を行ったが、応募者が辞退し手続きを中止した経緯がある。今回、市は庁舎建設地を現地から、別の場所に移転させる方針に切り替えたが、基本設計からのデザインビルドという手法は変更せず、3度目の事業者募集に踏み切った。
参加資格は、単体またはJV。JVの場合は建設会社と設計企業か、設計企業の資格を満たす建設会社で結成すること。施工企業は、経審総合評点が建築一式900点以上で、代表企業は10年度以降に延べ1万㎡以上の同種類似施設を施工した実績があること。設計企業(代表企業)は、10年度以降に延べ3000㎡以上の同種類似施設の実績など。
DB方式で基本・実施設計と施工を一括して委託する。新庁舎の設計施工のほか、地質調査業務も含める。新庁舎の想定規模は、延べ約1万7500㎡。
工期は31年4月30日を最終期限とし、事業者からの技術提案による前倒しを認める。現時点では26年6月に本契約を結び、基本実施設計に着手。27年度から造成工事に、28年度に本体着工する。工期は36カ月を見込む。31年度内の供用開始を目指している。建設地は、同市野田1の敷地1万7387㎡。
【「3度目の正直」なるか】
岸和田市の新庁舎建設を巡っては、当初、市は現地での建て替えを想定。20年度にDB事業者を募集した。事業者を特定したものの、選定プロセスの透明性を巡って市議会が契約を否決した。その後、基本計画を見直して23年度に再度事業者募集を行ったが、応募者が辞退し手続きを中止した経緯がある。今回、市は庁舎建設地を現地から、別の場所に移転させる方針に切り替えたが、基本設計からのデザインビルドという手法は変更せず、3度目の事業者募集に踏み切った。