那須塩原市の新庁舎/再公告で対話調査/参加申込9月19日まで受付 | 建設通信新聞Digital

9月12日 金曜日

関東・甲信越

那須塩原市の新庁舎/再公告で対話調査/参加申込9月19日まで受付

 栃木県那須塩原市は、8月に入札不調となった新庁舎建設工事の再公告に向け、サウンディング(対話)型市場調査を実施する。個別対話の申し込みは9月19日まで、事前アンケートの提出は29日まで受け付ける。10月1-15日の対話を経て、同月下旬に対話結果の概要を公表する。
 対象者は、個別対話の申し込みの時点で、建築一式工事の総合評定値(客観点数)が1700点以上であること。
 6月の前回公告による概要は、RC一部S造4階建て延べ1万4544㎡の庁舎棟とS造平屋建て679㎡の車庫棟、駐輪場2施設と付属棟の工事一式。発注者指定方式に基づく週休2日制を採用する予定だった。工事場所は、前弥六南町7-1ほか。
 参加形態は、4-5社による特定JVとし、2015年度以降、国内で延べ7500㎡以上の免震構造を導入した庁舎か事務所、病院の新築または増築工事の施工実績があることなどを要件としていた。予定価格は112億1751万円(税別)に設定。
 サウンディングでは、工事への参加意欲や工事に参加しやすい条件などに関して、意見や提案を聞き取る。個別対話は、新庁舎建設基本設計・実施設計等支援業務を受託している日建設計コンストラクション・マネジメントが実施する。
 基本・実施設計は安井建築設計事務所・隈研吾建築都市設計事務所JVが担当した。