尾三衛生組合/PFI含め手法検討/処理施設新設へ市場調査 | 建設通信新聞Digital

9月12日 金曜日

中部・北陸

尾三衛生組合/PFI含め手法検討/処理施設新設へ市場調査

 愛知県日進市、みよし市、東郷町で構成する尾三衛生組合は、廃棄物処理施設新設における事業手法をPFI手法を含めて検討している。これに伴い、サウンディング(対話)型市場調査を実施し、希望する事業方式や役割分担、コスト縮減率などを調査する考えだ。11日に開いた基本計画等検討審議会で説明した。
 現処理施設の東郷美化センターの老朽化が進んでいることから、ごみ焼却施設と粗大・不燃ごみ処理施設を新設する。計画ごみ処理量と施設規模の算出方法を見直したため、施設規模を変更した。新可燃ごみ処理施設は日量処理能力187t、新粗大・不燃ごみ処理施設は11tとする。
 新可燃ごみ処理施設の処理方式は、▽ストーカ式焼却▽流動床式焼却▽同式ガス化溶融▽シャフト炉式ガス化溶融▽バイオガス化+焼却--の五つから選定する。
 建設地は、同センター(東郷町大字諸輪字百々51-23)の北側敷地。29年度から33年度を設計・建設期間とし、34年度の供用を目指す。運営期間は20年間。基本計画等策定業務は八千代エンジニヤリングが担当している。