岡山県真庭市は、「畜産バイオマス発電施設整備設計施工工事」の公募型プロポーザルを公告した。参加資格確認申請書は17日まで、農業振興部で受け付ける。見積書・技術提案書の提出は22日から7月1日まで。7月上旬から中旬にかけて1次審査(書類選考)を実施し、同中旬に予定している2次審査(プレゼンテーション・ヒアリング)で優先交渉権者を特定する。
参加資格は、プラント設計を実施する企業を代表構成員とし、建築一式工事または土木一式工事のA等級の市内業者を含むJV。代表構成員に必要な事項は、土木一式または建築一式の許可業者で1級建築士事務所の登録、機械器具設置1100点以上、原料に乳牛ふんを含む日量15t以上のメタンガス化施設の施工実績など。
業務範囲は、工事事前調査、実施設計、工事の各種許認可申請や届出・資料作成、市が行う各種許認可申請・届出・関係報告などに係る資料作成協力とサポートとなる。さらに、施工・施工管理、試運転・性能確認および引き渡し、運転管理者への運転指導、完成図書作成、市が行う近隣対応などへの協力なども兼務範囲としている。工期は2028年3月まで。
施設概要は、バイオガス化施設日量14t(家畜ふん尿日量10.9t、パーラー排水同2t、再生敷料同1.1t)、処理方式はメタン発酵処理(湿式・中温処理)とし、発酵残さは再生敷料や液肥として全量利用する。
同市では、地域内のバイオマス資源の活用による地域循環や脱炭素化の取り組み施策を柱の一つとしており、市の重要な産業の一つである酪農業を中心とする蒜山地区では、既存の酪農生産サイクル・体系を変革していくためのバイオマスプラントを整備。家畜排泄物の利用の高度化を図るため、中国四国酪農大学校第二牧場に近接した用地に、同校から排出される乳牛ふんをエネルギー、敷料として再利用するための畜産バイオマス発電施設を設置する。
