山口県下関市は、設計・施工一括発注(DB)方式を導入する「新病院整備事業」の事業者公募に向け、6月補正予算案に2027年度から31年度までの設計・施工事業費419億6000万円の債務負担行為を設定した。準備が整い次第、公募を開始し27年度早期の事業者選定を予定している。
同事業は、建て替え時期を迎える市立市民病院と下関医療センターを統合し、新病院を整備。下関医療圏での持続可能な医療提供体制を確保する。
基本計画では、2病院と距離的にも近く、JR幡生駅に隣接している幡生操車場跡地(同市幡生新町)約4万2300㎡を建設地とし、近年竣工した同規模病院の事例や新病院で実施する医療機能を提供するために必要な面積を考慮し、延べ約3万4200㎡の規模を想定している。2病院の急性期機能を統合することを基本に、33科、364床を新病院に設ける。
事業手法は、コンストラクション・マネジメント(CM)方式を併用したDB方式とし、CM業務の公募型プロポーザルでプラスPMを特定した。
基本計画策定時に試算した概算事業費は、437億9000万円。内訳は設計監理費8億7000万円、工事費355億7000万円、医療機器等整備費55億1000万円、用地費等18億4000万円。
27年度のDB事業者選定後に基本・実施設計に着手、29年度早期にまとめる。同年度の着工、31年度中の完成を目指す。
