【横浜市の大通り公園再整備P-PFI】三井不・東急・京急・DeNAが事業予定者に | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【横浜市の大通り公園再整備P-PFI】三井不・東急・京急・DeNAが事業予定者に

大通り公園(3区)


 横浜市は、Park-PFI(公募設置管理制度)を導入する中区の大通り公園1-3区の設置予定者を公募した結果、三井不動産を代表とする「(仮称)大通り公園再整備共同事業体」に決めた。構成法人は東急、京浜急行電鉄、ディー・エヌ・エー(DeNA)。同者のみが提案した。2024年度中に大通り公園全体の再編計画を示す「リニューアルプラン」を策定し、25年度から設計・工事に着手する。27年度からPark-PFI事業の供用を開始し、28年度の全体リニューアル完了を目指す。

 提案によると、旧市庁舎街区活用事業を手掛ける事業者である強みを生かし、旧市庁舎街区再開発による新たな集客やにぎわいを大通り公園につなげることを方針とする。1区が「憩い」、2区が「にぎわい」、3区が「交流」と、区ごとにテーマを設定し、1区にはウェルカムガーデン、2区にはイベント広場、3区には子どもが集うプレイグラウンドなどを整備する。

リニューアルイメージ


 1-3区全てに飲食店舗や休憩所も配置し、周辺にデッキテラスを設ける。

 講評では、連続した日数でのイベント開催や公園周辺施設のイベントとの連携を具体的に企画している点などを高く評価した。

 事業期間は10-30年間。対象地は、中区長者町5-55-2。1区の面積は約3120㎡、2区は約5110㎡、3区は約6700㎡となっている。

 

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