【新潟市消防局】解体現場で救助訓練! 旧校舎が地域貢献で有終の美 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【新潟市消防局】解体現場で救助訓練! 旧校舎が地域貢献で有終の美

 新潟藤田組・小林工業所・小角組JVが新潟市から受注した旧鳥屋野小学校2期解体工事の現場で、市消防局が救助訓練を実施した=写真。新校舎の完成に伴い、その役割を終えた旧校舎は近隣住民とともに長い歴史を歩んできたが、消防、防災力の向上に寄与するという地域貢献で有終の美を飾る。
 同JVが市有施設解体工事を同市の消防活動に生かしたいとの思いから、市消防局に働き掛けたのがきっかけ。「防災の日」(9月1日)に開いた救助訓練には、東、西両消防署の特別救助隊25人が参加。災害時を想定し、RC壁への進入口の形成、鋼製構造物の排除、防火シャッターの切断などを展開した。
 山本英治作業所長(新潟藤田組)は、「建設業にとっても社会貢献活動の重要性が高まる中、今回の取り組みを承諾していただいた関係者に感謝したい」と謝意を表している。また、5日には市消防局特別高度救助隊が同様の訓練を実施する。
 工期は2018年3月15日まで。所在地は中央区鳥屋野3-2。

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