【建設資材がキャンバスに】体験会で園児たちが工事に使うブロックなどにお絵かき 建設業の魅力を知る | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【建設資材がキャンバスに】体験会で園児たちが工事に使うブロックなどにお絵かき 建設業の魅力を知る

 新潟藤田組(新潟市、藤田直也社長)と皆川組(同、皆川義雄社長)は5日、両社が国土交通省から受注した直轄工事の根固めブロック製作ヤードに新潟県五泉市立総合保育園の年長組28人を招き、同工事で使用する資材への「お絵かき体験」を実施した。園児の豊かな感性、自由な発想から描かれた作品は、無機質な構造物に華やかさを加えていた。
 新潟藤田組、皆川組は北陸地方整備局阿賀野川河川事務所が発注した、早出川赤海地区護岸災害復旧その1工事、同その2工事をそれぞれ施工していることから、園児が資材や建設機械に触れる機会を創出し、建設業の魅力を感じてもらうために実施。
 会場では、両社の担当者から工事概要、早出川の整備の歴史に関する説明を受けた後、建機に試乗した。スケールの大きなバックホウ、トラックに乗り込むと、園児は一様に興奮した様子を見せていた。
 高揚した気分のまま、キャンパスとなる根固めブロックに移動すると、色とりどりのクレヨンを使って、鮎やニジマス、ドジョウなど川の生き物を楽しそうに描いていた。
 新潟藤田組の青山敦氏(同その1工事作業所長)は「今回の体験が園児の思い出として残り、土木技術者を目指すきっかけになってくれれば」と期待を寄せた。

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