【新潟藤田組】「ナシナシキャンペーン」PR 加茂農林高3年生に直轄工事見学会 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

公式ブログ

【新潟藤田組】「ナシナシキャンペーン」PR 加茂農林高3年生に直轄工事見学会

 新潟藤田組は18日、加茂農林高校の3年生35人を対象とした、直轄工事の現場見学会を開いた。参加した生徒は建設業の担い手候補として社会資本整備の最前線を訪れることで、その意義や作業環境の変化などを実感していた。
 事業の目的や効果、現場で導入している最新技術などへの理解を深めてもらうため、同社が企画。北陸地方整備局から受注している新潟県内の工事現場3カ所を対象に実施した。
 そのうち、山島新田地区河道掘削その11工事(加茂市)では監理技術者の浅倉俊明氏が工事概要を説明。同地区一帯の川幅を広げることで、信濃川の流下能力を高め、豪雨による洪水に備えていると紹介した。
 ICT活用工事についても触れ、実際に使用している建機とともに、利点などを分かりやすく解説した。また、3次元の起工測量、出来形管理を委託しているトップライズの担当者が地上型レーザースキャナーを実演した。
 最後に現場周辺の特産品である梨を生徒一人ひとりに贈呈した。浅倉監理技術者は「山島のナシを食べて『事故ナシ!』に取り組んでいる。皆さんも『成績アップ間違いナシ!』を目指してほしい」と“ナシナシキャンペーン”をPRしながら、学業の研さんを呼び掛けた。
 このほか、早出川赤海地区護岸災害復旧その1工事(五泉市)、大河津分水路掘削及び護岸その2工事(長岡市)の現場を訪れた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら