建設通信新聞

書籍案内
お申し込み ログイン
ヘッドライン
新着ニュース
  • 新着ニュース
    • 行政
    • 企業
    • 団体
    • 人事・訃報
    • インタビュー
    • その他
    • 北海道・東北
    • 関東・甲信越
    • 中部・北陸
    • 関西
    • 中国・四国・九州
    • 全国・海外
  • WEB刊
  • 動画 NEWS
購読お申し込み 書籍案内
    ホーム > WEB刊 > B・C・I 未来図 > 【BIM/CIM2024④】ONESTRUCTION オープンBIM普及の架け橋に/企業の礎重んじ価値観の共有
B・C・I 未来図

【BIM/CIM2024④】ONESTRUCTION オープンBIM普及の架け橋に/企業の礎重んじ価値観の共有

最終更新 | 2024/11/05 10:41

Facebookでシェアする
文字サイズ

 ONESTRUCTION(鳥取市)が、日本における「オープンBIM」の社会実装に向けて存在感を増している。国際組織ビルディング・スマート・インターナショナル(bSI)が提唱するオープンBIMに準拠した建設ワークフロー最適化ツール『OpenAEC』の海外版を今年2月、日本語版を9月にリリースした。西岡大穂代表取締役CEOは「建設とテクノロジーの架け橋として日本のオープンBIMを先導していきたい」と強調する。

西岡CEO

 2020年3月に設立した同社は、建設会社や建設コンサルタントからBIMのモデリング業務やデータ活用支援のコンサルティング業務などを幅広く受託する中で「海外で一般化するオープンBIMがいずれ日本でもスタンダードになる」ことを確信し、その先導役として活動することを「使命」に位置付け、本格的な活動を始めた。

 国土交通省のBIM/CIM原則適用を背景に、工事発注時の積算に用いる情報モデルに中間フォーマットのIFCデータなどを使うオープンBIMの導入検討が進むほか、建築分野でもIFCによるBIM確認申請を準備中。宮内芳維取締役CTOは「日本でオープンBIMが徐々に広がり始める中で最適なルールを決める制度設計の立場からも活動してきたい」と考え、bSI日本支部のビルディングスマートジャパン(bSJ)に加盟し、自身はIFC利用支援小委員会の委員長も務めている。

 同社の事業は多岐にわたる。BIMのモデル作成や導入支援に加え、オープンBIMコンサルティングにも取り組む。西松建設と共同でジェネレーティブデザインを活用し、トンネル工事の仮設設備配置を効率化するシステムを開発したように、企業の開発パートナーとして参加するプロジェクトも進行中だ。

 経営理念に掲げる「建設とテクノロジーの架け橋」を実現する上で、西岡氏がもっとも大切にしているのは「価値観の共有」だ。新たなテクノロジーを導入する際、その企業の礎をリスペクトし、それに見合った最適な枠組みを融合する。「一度、仕事をした企業からは継続して仕事がもらえている」と明かすように、価値観の共有が次への原動力になっている。オープンBIMの社会実装に向けて「仲間を増やしていきたい」と強調する。

 海外版に続き日本語版も投入したOpenAECはオープンBIMを試行する大手・準大手クラスのゼネコンや建設コンサルタントに加え、建築系大学などが導入を決めるなど、順調なスタートを切った。技術的な側面も評価され、bSIが主催する「openBIM Awards2024」のテクノロジー部門で応募800社の中から日本企業として初のファイナリストに選ばれる快挙を成し遂げた。

OpenAEC日本語版も投入


宮内CTO

 宮内氏は「企業では部門ごとに使いやすいアプリケーションを導入しているが、各データを集約して使う際には変換の手間が発生してしまう。情報がサイロ化しないように導くことがOpenAECの強み」と説明する。BIMソフトやCDE(共通データ環境)プラットフォームと連携するプラグインも充実しており、「OpenAECをエコシステムとして位置付けていく」と決意をにじませる。

 BIM/CIM原則化を背景に、先行する大手企業だけでなく、中小規模の企業にも広くBIM/CIMデータの活用ニーズが高まりつつある。企業規模にかかわらず広く普及させることが求められる中で、両氏は「OpenAECで得のあるデータ活用を進めてほしい」と口をそろえる。
 海外では一般化するオープンBIMの流れだが、日本ではまだ大手を中心に一部の企業が推進しているのが現状だ。西岡氏は「OpenAECの成功事例を積極的に発信し、われわれが日本でオープンBIMを啓蒙する架け橋になっていく」と力を込める。

 現在30人を超える体制の同社には土木、建築、設備などさまざまな分野で活躍したスペシャリストが集まる。米国オートデスク社とオープンBIMの普及に向けた戦略的提携(MOU)を日本のスタートアップ企業として初めて結ぶなど、既に海外から高い評価と期待を受けている。建設とテクノロジーをつなぐ「課題解決型の新たなソフトベンダー」として急速な成長を遂げようとしている。

IFCデータでつなぐオープンBIMの流れを先導



【B・C・I 未来図】ほかの記事はこちらから



建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら

  • #BIM/CIM
  • #DX
  • #ICT
  • #企業
B・C・I 未来図 建設通信新聞購読お申し込み

関連記事

  • 【BIM/CIM原則化元年②】インタビュー 国土交通省BIM/CIM推進委員会委…

    最終更新 | 2023-11-07 11:37

  • 【BIM/CIM2024②】インタビュー 国土交通省BIM/CIM推進委員会委員…

    最終更新 | 2024-11-01 15:49

  • 【BIM2022 竹中工務店×応用技術】「オープンBIM」がデジタル化の根幹 

    最終更新 | 2022-06-22 10:44

  • 【BIM/CIM未来図】IFC4・3 土木向け中間ファイルが国際標準に BIM/…

    最終更新 | 2024-04-22 13:39

  • 【多様に広がる建設ICT活用⑯】座談会「建設コンサルタントの未来」

    最終更新 | 2024-12-09 14:53

記事フリーワード検索

建設専門紙がつくる
工事データベース
建設工事の動きのロゴ
紙面ビューワ

本日の紙面

2026/03/18
key

3/11 更新!

  • 新聞の画像
    建設通信新聞
    月刊建設工事の動き
    見本請求
  • DIGITAL会員登録
    購読のお申し込み
  • 連載記事
  • 広告のご案内
  • リリースはこちら

公式SNS

アクセスランキング

  • ゼネコン/高水準維持も早期化の負担大/2年で1000人増

    掲載日|2026/03/07
  • 【消防庁舎を移転新築】大阪・池田市/計画短期方針に盛り込む

    掲載日|2026/03/09
  • 【ともに2万㎡、7月着工】江東区塩浜と千石にDC

    掲載日|2026/02/12
  • 【国内最大のウエーブプール】千葉・流山市で29年夏オープン、…

    掲載日|2025/08/22
  • 管理業者管理方式の利益相反懸念でコンプラ調査/会員へ10月に…

    掲載日|2026/03/17
  • 会社概要
  • サイトマップ
  • サイトポリシー
  • 特定商取引法表記
  • 個人情報保護
  • 行動計画
  • お問い合わせ
Copyright ©2012-2026
The Kensetsutsushin Shimbun Corporation.