【複合ビルが起工】他の再開発の先導役期待/静岡・藤枝駅前一丁目9街区組合 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【複合ビルが起工】他の再開発の先導役期待/静岡・藤枝駅前一丁目9街区組合

完成イメージ


 静岡県藤枝市の藤枝駅前一丁目9街区市街地再開発組合(鈴木健夫理事長)は、同街区第一種市街地再開発事業で建設する複合ビルの本体新築工事に着手する。12日に同市の前島神社で施工を担当する特定業務代行者の鉄建建設が安全祈願祭を開いた。設計・監理はユーデーコンサルタンツが担当する。2027年7月の完成を目指す。

 神事では、鈴木理事長、北村正平市長、ユーデーコンサルタンツの土井剛社長、鉄建建設の伊藤泰司社長らが玉串をささげ、工事の安全を祈願した。

 この後、同市のはれの季小杉苑で同組合主催の起工祝賀会を開いた。鈴木理事長は「卓越した技術を生かし、無事故で全国に誇れる複合施設を完成させてほしい」とあいさつした。北村市長は「この事業が成功し、ほかの街区の再開発の先導役となることを期待する」と述べた。

 事業では、共同住宅と店舗などで構成するRC造21階建て塔屋1層延べ1万6240㎡の複合施設を建設する。総戸数は132戸。1-2階は商業施設など、3階以上は住宅で構成する。穴吹興産が組合員として参加する。コンサルタントはアールアンドディ新建築都市研究所。建設地は同市駅前1-9の敷地2159㎡。

 野澤満建築部担当部長兼東郷町・新栄・藤枝作業所統括所長(鉄建建設名古屋支店)の話 「無事故で安全に施工し、地元の皆さんの期待に応えるものをつくる」


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