【安藤ハザマで既存解体】新外来棟は7月着工/設計は梓/東邦大 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【安藤ハザマで既存解体】新外来棟は7月着工/設計は梓/東邦大

解体中の若草寮

 東邦大学は、東京都大田区大森地区で計画していた大森病院外来棟新築の建築プランをまとめた。延べ約1万3000㎡で、設計は梓設計が担当している。既存施設の解体を安藤ハザマで進めており、2025年5月末に完了後、7月上旬の本体着工、27年6月下旬の竣工を目指す。

 計画件名は「東邦大学医療センター大森病院(仮称)新外来棟」で、規模はS造地下1階地上7階建て延べ1万3218㎡となる。建設地は大森西7-5-22の敷地6647㎡で、2642㎡を建築面積に充てる。基礎は既製コンクリート杭を採用する。

 同大は、区のハザードマップで多摩川などの氾濫によって浸水する危険性が指摘されており、浸水リスクへの備えが不可欠となっている上、建物の耐震化も必要なことから、22年度に再開発を進める計画を発表した。

 特に病院1号館は1964年竣工で老朽化していることから、新外来棟を建設することにした。

 10月から新外来棟の建設予定地である5号館北側の若草寮(SRC造10階建て延べ3825㎡)の解体工事に着手。

 あわせて、建設予定地内の派出所移転も警視庁と協議している。
 

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