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「MAO RINKオープンは、私のスケート人生の第3章の始まり。世界に羽ばたくフィギアスケーターを生み出したい」–。浅田真央さんの思いに共感し立飛ホールディングスが東京都立川市で建設を進めていたスケートリンク「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」が11日に開業した。これに先立ち8日に施設を報道機関に公開するとともに、オープニングセレモニーを開いた。
立飛ホールディングスの村山正道社長は「当社は地域社会の発展と文化・スポーツの振興を目的として、多様なまちづくりに取り組んできた。MAO RINKは、浅田さんの『未来の子どもたちにスケートを通じて夢と希望を届けたい』という思いを形にしたもので、当社が掲げる『文化・芸術・スポーツを通じて社会に貢献する』という理念と深く共鳴するもの。皆さまに愛される施設となり、未来のスケート選手やスケートファンが育っていくことを願っている」と期待を込めた。
オープニングセレモニーでは、浅田さんのスペシャルパフォーマンスやキッズスケーター演技などを実施。酒井大史立川市長が来賓として祝辞を寄せた。
S造2階建て延べ8500㎡規模の施設は、国際規格のメインリンク(30×60m)と、国内最大級のサブリンク(24×40m)を備え、初心者やファミリー層から世界的なアスリートまで利用できる。観客席は常設1000席。氷上に仮設1000席が設置できる。トレーニングルーム、スタジオのほか、レストランも予定している。建設地は同市泉町935-1。山下設計が設計し、北野建設が施工した。