【虎ノ門3丁目、新たな開発スタート】26年の都計提案目指す/森ビル辻社長 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【虎ノ門3丁目、新たな開発スタート】26年の都計提案目指す/森ビル辻社長

ナンバービル”が立ち並ぶ虎ノ門3丁目付近


 森ビルの辻慎吾社長は、2025年の年頭所感で、「虎ノ門3丁目プロジェクト」について、「2026年の都市計画提案を目指して推進する」との方針を示した。同社は現在、総延べ108万㎡を超える「六本木五丁目西地区」の開発計画を進めており、これに続く新たなプロジェクトが動き出すことになる。 辻社長は年頭所感で、24年に都市計画決定した六本木五丁目西地区について、「非常に難しいプロジェクトであるうえ、工事費や工期などの見極めも難しくなっている」としつつ、「権利者の合意形成を進めながら、事業計画の中身を一つひとつ細部まで詰め切っていく」と意欲を示した。

 加えて、「虎ノ門3丁目プロジェクト」について言及し、26年の都市計画提案を目指す考えを示した。対象範囲や規模などの詳細は明らかにしていないものの、北側で虎ノ門ヒルズ、南側で神谷町トラストタワーの開発が進んだ東京都港区虎ノ門3丁目には、“ナンバービル”と呼ばれる虎ノ門37森ビル(地下2階地上13階建て延べ3万6733㎡)や同36森ビル(地下2階地上10階建て延べ1万2200㎡)、同35森ビル(地下1階地上9階建て延べ1万0298㎡)、同30森ビル(地下2階地上9階建て延べ1万0530㎡)などが立地している。

 いずれも1975年から90年までに竣工したビルが多く、直近のリニューアルも2012年となっている。

 

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