【499億のタクマグループ】新中間処理施設DBO/静岡・沼津市 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【499億のタクマグループ】新中間処理施設DBO/静岡・沼津市

完成イメージ


 静岡県沼津市は、DBO(設計・施工・運営)方式を採用する「沼津市新中間処理施設整備運営事業」を総合評価一般競争入札した結果、499億4000万円(税込み、以下同)でタクマが代表を務めるグループに決めた。同グループのみが参加し、2024年12月19日に開札した。2月に基本協定を結び、6月に契約する予定だ。

 同グループの構成企業は前田建設工業、東畑建築事務所、大藤建設、加藤工務店、佐藤建設、タクマテクノス。

 落札価格の内訳は、建設工事が311億5200万円、運営管理業務が187億8800万円。予定価格は500億1920万円だった。

 業務範囲は、新たな中間処理施設整備に向けた土木建築工事、プラント設備工事、運転管理業務、維持管理業務、環境管理業務など。

 ごみ焼却施設やリサイクル施設、自己搬入ヤード、管理棟、クリーンセンター管理事務所棟、計量棟などを新設する。ごみ焼却施設はストーカ式焼却炉2炉を備え、合計処理能力は1日当たり210t。リサイクル施設の処理能力は同23t。建設地は、山ケ下町2404-3ほかの敷地約2万4576㎡。

 事業期間は、工期が29年12月31日まで。実運営期間は30年1月1日から50年3月31日までの20年3カ月としている。事業者選定支援業務は東和テクノロジーが担当している。

 

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