三交不動産は、自社が所有する三重県四日市市の賃貸オフィスビルを13階建ての複合ビル「四日市三交ビル アネックス」として建て替える。総事業費は約50億円。設計、施工は未定。7月から既設の解体に着手し、2028年春の開業を目指す。
1階は店舗、2階以上は三交インが運営するホテル(約170室)が入る。敷地面積は1116㎡。建設地は同市浜田町40ほか。近鉄四日市駅から徒歩3分に位置する。
現在、同社が建設している賃貸オフィスビル「(仮称)四日市駅前三交ビル」と一体的に整備し、駅前エリアのさらなる景観形成やにぎわいの創出を図る。高効率型空調・給湯設備、LED照明などを採用し省エネルギー化を図るとともに、非常用発電機設置などのBCP(事業継続計画)対策を検討、実施する。
四日市駅前三交ビルについては、正式名称を「四日市三交ビル」に決めた。規模は、S造14階建て塔屋1層延べ約1万7000㎡。総事業費は約80億円。
設計・監理は石本建築事務所、施工は奥村組が担当する。3月に竣工し、夏ごろの開業を予定する。