東京都葛飾区で計画されている、立石駅北口地区第一種市街地再開発事業の概要が分かった。2月時点の総事業費は1280億0500万円で、工事費は1011億3100万円と試算。2024年11月から、工事予備費の増加に伴い6億7000万円増額した。5月に事業計画の変更手続きを始め、6月に建築工事請負契約を締結する予定だ。8月から建築工事に着手し、30年3月の完成を目指す。
工事費の内訳は、建築工事費900億0200万円(東棟452億8700万円、西棟447億1500万円)、公共施設工事費89億4300万円、その他工事費21億8600万円。
西街区の建物規模は、RC一部S造地下2階地上36階建て塔屋3層延べ8万2391㎡。高さ124mで、現場造成杭を採用する。用途は共同住宅、店舗、集会所、自動車車庫、自転車駐車場。建設地は立石4-1000の敷地7125㎡。4824㎡を建築面積に充てる。
東街区の建物規模は、RC一部S造地下3階地上14階建て塔屋1層延べ4万1485㎡。高さ74mで、既製コンクリート杭を採用する。用途は事務所(庁舎)、店舗、保育所、巡査派出所、自動車車庫、自転車駐車場。建設地は立石7-1000の敷地4658㎡。3240㎡を建築面積に充てる。
特定業務代行者は鹿島・三井住友建設JV。参加組合員として、東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社が参画している。実施設計は東棟を日本設計、西棟を三井住友建設、広場・道路などの公共部分はトーニチコンサルタントが担当している。
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