【日建連】けんせつ小町活躍中の現場で見学会 重機試乗や熱中症対策の取り組みを体験 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

公式ブログ

【日建連】けんせつ小町活躍中の現場で見学会 重機試乗や熱中症対策の取り組みを体験

 日本建設業連合会(山内隆司会長)は26日、東京都渋谷区の「恵比寿西二丁目複合施設(仮称)建設建築工事」(施工=東急建設・升川建設JV)でけんせつ小町活躍現場見学会を開いた。小学1年生から中学2年生までの児童・生徒とその保護者7組17人が参加し、重機への試乗やVR(仮想現実)体験を楽しんだほか、ミスト扇風機、ファン付き作業服などの熱中症対策の取り組みを学んだ。
 見学会では、東急建設の女性技術者の田中友梨さんが司会し、村上摩希子さんが工事概要を説明したほか、同社が新規入場者教育などに活用しているシャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」に、建設業とはどんな仕事なのかを説明させた。現場では、田中さんと村上さんに加えて浅野琴美さんと後藤万莉奈さんが解説を担当した。
 質疑応答では「作業中の自然災害に向けた避難訓練などをしているのか」「どうして建設業を仕事に選んだのか」「女性技術者が現場にいるメリットはあるのか」など、さまざまな質問が寄せられた。
 閉会のあいさつに立った吉原明作業所長は「建設業界では、現場の女性が働きやすい環境づくりを進めている。将来的には女性技術員が憧れの職業の1つになってほしい」と語った。
 同工事の規模はRC造地下1階地上7階建てで延べ7775㎡。用途は共同住宅、保育所、児童福祉施設などで、工期は2021年1月末まで。6月末時点での進捗率は16.5%で、7月末には19%程度となる見込みだ。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら