【江東区に共住など7万㎡】設計は前田、3月着工/野村不動産 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【江東区に共住など7万㎡】設計は前田、3月着工/野村不動産

解体時の職員宿舎

 野村不動産は、東京都江東区の東京医科歯科大学職員宿舎跡地に、延べ7万㎡超の共同住宅などを新築する。設計は前田建設工業が担当した。2025年3月に着工し、28年3月の完成を目指す。

 事業の名称は「(仮称)門前仲町開発計画」。建設地は、越中島1-3-31ほかの敷地1万7967㎡。9000㎡を建築面積に充てる。

 規模は、RC造19階建て延べ7万1392㎡、高さ59m。用途は共同住宅、商業、サービス付き高齢者向け住宅となる。

 既存施設3棟(総延べ2万9533㎡)の解体工事を、25年3月末までの納期で前田建設工業が実施する。

 野村不動産と東京医科歯科大学は、23年4月に基本協定書、24年3月に事業契約と一般定期借地権設定契約を結んだ。

 同大学は、コンセプトを「Total Healthcare for All Generations~全世代の未病予防、健康維持・増進に取り組み、QOL(生活の質)向上に寄与する街づくり」とした。基本協定書の締結時点では、住宅・商業施設・オフィスのほか、野村不動産の分譲マンション、賃貸シニアレジデンス、商業施設、医療・学童保育施設の設置など、多世代が交流できるまちづくりを検討する方針を示した。

 

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