大和ハウス工業と大和ハウスリアルティマネジメント、JR東日本は、さいたま市の大宮駅西口で計画している桜木駐車場用地活用事業「桜木PPJ」の本体工事に着手した。5棟総延べ約3万㎡で、2027年春の竣工を目指す。
計画は、市が23年に桜木駐車場用地の事業者を公募して3社のグループを選定した。S造3階建て延べ1万0861㎡の商業棟、S造5階建て延べ9120㎡のオフィス棟、S造2階建て延べ5643㎡の駐車場棟、S造2階建て延べ5149㎡のフィットネス棟、S造2階建て延べ1074㎡のMICE結婚式場棟で構成する。
商業、オフィス、駐車場の3棟は大和ハウスリアルティマネジメント、フィットネス棟はJR東日本、MICE結婚式場棟はブラスがそれぞれ建築主となっている。設計総合監修はアドバイザービルマン、設計・施工は大和ハウス工業が担当している。建設地は大宮区桜木町3-1-1。
フィットネス棟や商業棟にはスーパーマーケットやクリニックモールなどを設ける。オフィス棟は、新たな事業の創出を促進するシェアオフィスや地域交流スペースを整備する。「鉄道のまち大宮」を象徴する鉄道車両も展示する。
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