【渋谷区二丁目西地区C街区】ゼクオスで既存解体/東京建物 | 建設通信新聞Digital

6月6日 金曜日

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【渋谷区二丁目西地区C街区】ゼクオスで既存解体/東京建物

東建インターナショナルビル


 東京建物は、東京都渋谷区二丁目西地区再開発のC街区で、既存施設解体工事に7月上旬から着手する。施工者はゼクオスで、2026年6月30日の完了を目指す。

 工事名称は「渋谷二丁目12番地地上解体工事」。総延べ床面積は2万5586㎡となる。そのうち、「東建インターナショナルビル」(渋谷2-12-19)はSRC造地下1階地上11階建て延べ1万8183㎡。その北側にある「東建・長井ビル」(渋谷2-12-24)は同造地下1階地上8階建て延べ7403㎡。

 渋谷二丁目西地区再開発は、東京建物と都市再生機構(UR)が進めており、23年2月に再開発組合の設立が認可された。A、B街区の第一種市街地再開発事業と、C街区での任意の共同建て替え事業を計画する。

 C街区には、地下2階地上41階建て延べ約6万3000㎡の住宅、生活支援施設、駐車場などを整備する。

 A街区(渋谷2-16)には、地下1階地上5階建て延べ約4200㎡の店舗などを整備する。現時点で既存施設の解体工事情報などは明らかになっていないが、一部店舗には移転を知らせる張り紙が掲示されている。

 B街区(渋谷2-13ほか)には、地下4階地上41階建て延べ約25万5000㎡の事務所、店舗、ホテル、人材育成拠点、バスターミナル、熱源機械室、駐車場などからなる複合施設を整備する。既存施設は、みずほ銀行渋谷事務センター本館(SRC造地下4階地上20階建て塔屋3層)と同別館(同造地下1階地上11階建て塔屋2層)合わせて総延べ7万6019㎡で、3月からゼクオスの施工で解体工事が進行している。26年12月下旬の完了を目指す。

 

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