【JR九州と随契】明治町架道橋付近函体推進/北九州市 | 建設通信新聞Digital

6月20日 金曜日

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【JR九州と随契】明治町架道橋付近函体推進/北九州市

完成イメージ

 北九州市は、都市計画道路戸畑枝光線2期区間の初弾となる「戸畑枝光線(戸畑牧山間)新設に伴う明治町架道橋付近函体推進工事」をJR九州と随意契約した。契約金額は79億9840万8000円(税込み)。同社は、鉄道近接工事の実績がある業者に施工を委託する方針だ。委託時期、選定方法は未定とした。

 2期区間は、戸畑~牧山の長さ約1.7㎞を対象とし、JR鹿児島本線の下を通る全長約840mの地下道などを整備する。初弾工事では、明治町アンダーパスの地下を通る長さ約30mの躯体工を実施する。最も深い地下約15mでの工事となる。アンダーパス付近に設置する立て坑から、R&C工法で地下構造物を非開削で設置する。工期は2029年3月31日まで。

 同道路は、市の街路事業と福岡北九州高速道路公社の有料道路事業の合併施行方式で整備を進めている。1期区間となる牧山~枝光(延長2.7㎞)は、25年3月に開通した。29年度以降は線路に沿ってトンネルを延伸し、33年度の事業完了を目指す。

 

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