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【浮かべて設置】波高のリアルタイム計測を低コストで実現! シスメットの「デジクラゲ」

最終更新 | 2017/11/27 16:01

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 気象総合コンサルタントのシスメット(北九州市)の提供する小型波高観測装置「デジクラゲ」=写真=が、波高観測を革新するツールとして注目されている。海上工事などで自前で行うのが難しい波高のリアルタイム計測を安価にしたのが最大の特徴だ。センサーを搭載した小型装置を海上に浮かべるだけで簡単に設置できる。同社の波浪予測情報システム「羅針盤」とセットで活用する。
 海上工事では、危険回避や作業判断など安全対策に波浪情報は不可欠なものだ。公的な情報が提供されているものの、より詳細な現地の情報を入手するには高額な機器、設置工事費、通信費が必要となり、大企業しか導入できないのが実情だった。1カ月のレンタル料金を6万円にすることで、リアルタイム観測の一般化を可能にする。
 サイズは外径400mm、重量10㎏。加速度センサーなどで測定した海上データを同社サーバーに転送し、独自のソフトウェアで波高などを正確に算出する。スマートフォンなどのモバイル端末でリアルタイムに確認できる。今後は水圧式の水位センサーも併用し、波高・周期のほか潮位も計測できるよう改良する予定だ。
 波高が基準値を超えるとプッシュ通知で素早く作業者に通報するほか、現地の電光掲示板やスピーカー、パトライトなどでも危険を知らせる。
 羅針盤は日本の周辺海域を1㎞メッシュで解析し、最大10日先まで波浪予測するシステム。過去5年分の波高観測データを検索し、工事延長など申請時の根拠資料として提出書類の作成にも貢献する。
 デジクラゲは8月末に国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されている。

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