【ロボット開発C建築工事再々公告】参加申請7月16日まで/埼玉県 | 建設通信新聞Digital

6月30日 月曜日

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【ロボット開発C建築工事再々公告】参加申請7月16日まで/埼玉県


 埼玉県は6月27日、WTO対象となる「ロボット開発イノベーションセンター(仮称)建築工事」の総合評価一般競争入札を再々公告した。参加資格確認申請書は6月30日から7月16日まで、入札書は8月18-20日に受け付け、21日に開札する。予定価格は事後公表とし、調査基準価格を設ける。週休2日制モデル工事(現場閉所型)で、BIMも活用する。2024年12月の再公告では参加者がなく入札手続きを中止した。

 参加形態は、単体か2-3社JV。参加資格は、建築工事業の経営事項審査の総合評定値が、単体とJV代表企業は1000点以上、その他の企業は800点以上であること。単体とJV代表企業は15年4月1日以降、1棟延べ2000㎡以上の建築物の新築、改築か増築工事の施工実績なども求める。

 SAITAMAロボティクスセンター(仮称)内にロボット開発にかかる情報の収集・発信、実証実験を目的としたロボット開発イノベーションセンター(仮称)を新築する。

 施設規模は、RC一部S造2階建て塔屋1層延べ5709㎡。事務スペース、ラボ29室、コワーキング2室、屋内フィールド337㎡などを備えたセンター棟と貸倉庫、機械棟、外構などで構成する。工期は27年8月31日まで。基本設計は山本堀アーキテクツ・URリンケージJV、実施設計はエーシーエ設計が担当した。

 工事場所は鶴ヶ島市大字太田ケ谷。

 今回の公告に当たり、県は2月早期に工事発注見通し情報を公開することで、深刻化する建設業界の技術者不足に配慮した。

 

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