【東京・神田小川町二丁目再開発】区域内でタワー駐車場解体/日本パーキング | 建設通信新聞Digital

8月20日 水曜日

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【東京・神田小川町二丁目再開発】区域内でタワー駐車場解体/日本パーキング

解体に着手したタワーパーキング


 日本パーキングは、神田錦町二丁目神田小川町二丁目地区市街地再開発準備組合が東京都千代田区で計画する再開発検討区域内で、タワーパーキングの解体工事を進めている。施工は丸翔建設が担当しており、工期は2026年1月末まで。

 工事の名称は「神田錦町タワーパーキング解体工事」。建物の規模は、S造12階建て延べ2273㎡。

 所在地は、神田錦町2-4-2の敷地378㎡。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率600%と700%。

 同準備組合は23年6月に設立された。事務局を住友商事が担当している。靖国通りの核となる商業施設を目指すとともに、区域西側では、道路を挟んで南側に隣接する複合施設「KANDA SQUARE」と連携し、にぎわい・緑を靖国通りまで広げるなど、来街者を増やす拠点を目指す。

 千代田区は、「神田錦町北部周辺地区地区計画」で土地利用の方針を示している。対象地は、商業・業務施設を中心とした中高層の複合市街地の形成を図る「B地区」と、住宅と商業・業務施設が共存し、中高層の複合市街地の形成を誘導する「C-1地区」に位置する。

 区が21年に改定した「都市計画マスタープラン」では、戦略的先導地域に位置付けた。神田錦町二丁目では、住宅と商業・業務施設や教育施設が調和し、落ち着きを保ちつつ活発な交流とコミュニティーを育むとした。神田小川町二丁目は、商業・業務施設と住宅が調和した、活気・にぎわい・ふれあいのあるまちを目指すとしている。

 

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