群馬県は3日、大型構造物に限り設置していた「工事銘板」について、小規模工事にまで対象を拡大することを発表した。従来の会社名だけではなく、監理技術者や主任技術者などの技術者名も記載する。
工事銘板は群馬県建設業協会(青柳剛会長)が設置拡充プロジェクトとして、技術者名の表示などを各方面に求めてきた。
県は、これまで橋梁やトンネルなどの大型構造物に限り、施工者名や構造物名、適用基準などを記載した銘板を設置してきた。今回、小規模な道路改良工事や護岸工事にも拡大し、中小規模の施工者名や技術者名も記載することにした。例えば、県道では、工区ごとに設計者名、改良工事や舗装工事、安全施設設置工事の各施工者名、各社の監理技術者や主任技術者名を明記する。構造物名のほか、長さや幅、道路区分、工期などの設計仕様も記載することで、維持管理にも活用できるようにする。
構造物の建設に携わった技術者名を記載し、功績をたたえることで、技術者のやりがいと意欲の向上を図るほか、次世代の若者が土木技術者を目指すきっかけになることも狙いとする。
工事銘板は群馬県建設業協会(青柳剛会長)が設置拡充プロジェクトとして、技術者名の表示などを各方面に求めてきた。
県は、これまで橋梁やトンネルなどの大型構造物に限り、施工者名や構造物名、適用基準などを記載した銘板を設置してきた。今回、小規模な道路改良工事や護岸工事にも拡大し、中小規模の施工者名や技術者名も記載することにした。例えば、県道では、工区ごとに設計者名、改良工事や舗装工事、安全施設設置工事の各施工者名、各社の監理技術者や主任技術者名を明記する。構造物名のほか、長さや幅、道路区分、工期などの設計仕様も記載することで、維持管理にも活用できるようにする。
構造物の建設に携わった技術者名を記載し、功績をたたえることで、技術者のやりがいと意欲の向上を図るほか、次世代の若者が土木技術者を目指すきっかけになることも狙いとする。