【夢の架け橋コンペ】最優秀に木村友美さん(東京藝大大学院)の「運河とまちと公園の『結び目』をつくる」 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

公式ブログ

【夢の架け橋コンペ】最優秀に木村友美さん(東京藝大大学院)の「運河とまちと公園の『結び目』をつくる」

最優秀賞の「運河とまちと公園の『結び目』をつくる」

 東京理科大学理工学部の創設50周年を記念したデザインコンペ「利根運河 夢の架橋」の受賞者が決まった。最優秀賞には「運河とまちと公園の『結び目』をつくる」をタイトルとした木村友美さん(東京藝術大大学院修士課程、2015年度岩岡竜夫研卒)の作品が選ばれた。29日に開く野田建築50周年大同窓会の中で表彰式を行う。
 コンペでは、同学部キャンパス脇を流れる利根運河への架橋に当たり、景観や生態などに配慮した環境整備、ランドスケープとともに、建設コストや維持管理にも十分配慮した歩行者専用橋の設計案を求めた。最優秀作品は千葉県流山市担当部局における計画案の1つとされ、提案者は将来事業化される場合にデザイン監修者の立場で意見を述べることができる。
 9月23日に同大学野田キャンパスで行われた最終審査には1次審査を通過した11人が模型とスライドを用いてプレゼンテーション。井崎義治流山市長、鈴木和男同土木部長、藤嶋昭東京理科大学長、岩岡竜夫同理工学部建築学科主任教授、木村吉郎同土木工学科主任教授、鈴木啓ASA主宰(構造家)の6人が審査し、最優秀賞のほか、優秀賞1点、佳作4点を決めた。
 コンペは実行委員会が主催、同大学理工学部建築学科とOB会組織の野田建築会が共催し、日刊建設通信新聞社などが後援した。

 優秀賞と佳作の受賞者は次のとおり(敬称略)。
 〈優秀賞
▽高橋真未(HAMS Architecture Design)、共同設計者・奥山浩文(久米設計建築設計部)
 〈佳作〉
▽佐藤康行(東京理科大理工学研究科建築学専攻修士1年)、共同設計者・照井飛翔(同)
▽高田博章(1級建築士事務所高田博章建築設計)
▽高安重一(アーキテクチャー・ラボ)、共同設計者・馬場貴志(馬場貴志構造設計事務所)
▽辻川樹(東京理科大理工学部建築学科3年)

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら