【大成建設で既存解体着手】八重洲二丁目南地区開発/住友不動産 | 建設通信新聞Digital

11月6日 木曜日

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【大成建設で既存解体着手】八重洲二丁目南地区開発/住友不動産

再開発施設の完成イメージ(東京都都市再生分科会配布資料から)


 住友不動産は、都市再生プロジェクト(東京圏国家戦略特別区域)に指定されている「八重洲二丁目南地区」内に位置する地下施設の解体工事に大成建設の施工で着手する。工事予定期間は12月1日から2027年11月30日まで。

 工事件名は、「(仮称)八重洲二丁目南地区計画解体工事」。解体建築物の概要は、計10棟総延べ5947㎡。工事場所は東京都中央区八重洲2-8-6ほか。

 2023年4月の東京都都市再生分科会の中で公表された資料では、同地区にパラスポーツなどの交流・振興拠点として、パラスポーツ交流施設や多数のユニバーサル客室を有するホテルを整備する。規模は地下3階地上39階建て延べ約13万5200㎡、高さ約230mを想定している。

 都市基盤整備としては、東京駅と京橋駅をつなぐ地下歩行者ネットワークの強化・拡充を図る。地上・地下を一体的につなぐ広場も整備し、銀座方面への玄関口としての役割も持たせる予定だ。そのほか、地域の防災対応力強化に寄与するため、帰宅困難者受け入れスペースと災害時支援機能も整備する。

 計画地は八重洲二丁目8番の一部と9番の敷地約0.9ha。

 

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