【江之島ビーチコートDBO】東海ビル管理グループに決定/浜松市 | 建設通信新聞Digital

11月29日 土曜日

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【江之島ビーチコートDBO】東海ビル管理グループに決定/浜松市

完成予想 鳥瞰図 (出典:浜松市発表資料)


 浜松市は、WTO対象でDBO(設計・建設・運営)方式を採用する「(仮称)江之島ビーチコート整備・運営事業」を総合評価一般競争入札した結果、46億2661万9298円(税込み、以下同)の東海ビル管理グループに決めた。

12月中旬に基本協定を結び、2026年2月議会の議決を経て契約する。上限価格は46億2665万8000円だった。

 構成員は須山建設、中村建設、中村組、理研グリーン。協力企業は竹下一級建築士事務所、フジヤマ。事業者提案によると、遠州灘の自然景観と調和するよう開放感のあるデザインを採用し、大きな庇を持つ管理棟で三つの空間を結んだ。

 遠州灘海浜公園内にある中央区江之島町1197の敷地5万4277㎡に、東コート、西コート1・2、管理棟、多目的広場などを整備する。設計・建設期間は28年1月まで。同年2月の開業を目指す。維持管理・運営期間は43年1月まで。

 市は同公園江之島地区を大会誘致ゾーンに位置付け、国内最大級のビーチコートの整備を進めている。ビーチスポーツの拠点施設を整備することで、幅広い利用者の活用を促し、地域のにぎわいや交流を生み出す公園施設を目指す。 


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