【農業分野に】足場材を使ったビニールハウスをレンタル開始! 自然災害のリスク軽減に | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【農業分野に】足場材を使ったビニールハウスをレンタル開始! 自然災害のリスク軽減に

 日建リース工業は、建設現場で足場材として使用する太い単管パイプを骨組に使用したビニールハウス「48ストロングハウス」=写真=を開発し、農業分野へのレンタルサービスを開始した。レンタルで製品を提供することで、同程度の耐候性を持つパイプハウスの初年度設備投資と比べて、60%のコストカットが実現できるという。
 製品の基本寸法は、間口が3.5-6.0m、軒高が2.0-2.5m、奥行きが10-50mで、それぞれ土地など個別の条件に応じて設計・設置が可能だ。灌水(かんすい)、換気・カーテンシステム、冷暖房などもオプションで設置可能(別途料金必要)とした。業界初のレンタルで、月々の支払いにより設置できる。期間中でも途中解約が可能で、解約金も発生しない。
 近年、台風や積雪によるビニールハウスの倒壊が相次ぎ、農家の経営リスクが高まっている。同社は、耐候性の高いハウスをレンタルで提供することで、農業経営の安定化に貢献していく方針だ。

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