兵庫県明石市は、計画中の「地域交流センター」について、2028年度からの工事着工を予定している。基本実施設計は昭和設計が担当している。29年6月の供用を目指す。
同センターは交流棟とホール棟の2棟で構成する。既存施設(旧市立図書館)を改修する交流棟はRC造地下1階地上1階建て、新築するホール棟がS造平屋建て。2棟合わせた規模は1880㎡。屋外空間には大屋根広場やバスケットコートを設ける。
交流棟は「活動室」や「コワーキングスペース」を備え、地下1階は防災備蓄倉庫として活用する。ホール棟は演奏会や講演会といった用途を想定。非常用自家発電機を設置し、一時避難所としての役割も果たす。
当初は旧図書館を解体撤去した跡地に新築する計画だったが、調査の結果、施設を全面撤去する場合に地下水対策を実施する必要性が判明。方針を見直し、旧図書館の建物を減築、改修し、交流棟として活用することになった。概算事業費は16億6000万円。
現在は基本設計を進めており、26年度内に実施設計まで完了させたい考え。工事発注は27年の下半期にかけて予定しているが、発注方式は未定。工期は約12カ月を見込む。建設地は、同市明石公園1-27の敷地約6000㎡。敷地横には兵庫県立図書館が隣接している。
同センターの建設と平行し、JR明石駅と商業施設「アスピア」を結ぶ長さ75mの歩行者空間整備も進める。国の「都市構造再編集中支援事業交付金」を活用。同センター建設と共に財源に充てる。今年度内に実施設計に着手、28年度に建設工事に着手し、29年3月の完成を目指す。

