【兵庫・明石市】昭和設計を特定/地域交流センター設計 | 建設通信新聞Digital

7月30日 水曜日

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【兵庫・明石市】昭和設計を特定/地域交流センター設計

完成イメージ


 兵庫県明石市は、「(仮称)旧市立図書館跡地地域交流センター建設設計業務委託」の公募型プロポーザルを実施した結果、昭和設計を特定した。プロポーザルには、安井建築設計事務所も参加した。

 事業では、県立明石公園の敷地4860㎡にある旧市立図書館(明石公園1-27)を解体し、地域交流センターを新設する。規模は平屋建て800㎡で、多目的ホールや学習室、コワーキングスペースなどの機能を備える。屋外空間は、大屋根や休憩施設などを設ける。

 技術提案書によると、明石公園、県立図書館とシームレスにつながる施設配置とした。学習・コワーキングスペースにマイクロライブラリーを設け、図書館機能を補完するとともに、人がつながれる場を提供する。

 設計期間は2026年9月30日まで。このうち解体実施設計は11月30日、基本設計は26年1月31日まで。解体工事は26年度初頭に開始する。地域交流センターは27年度中の供用開始を目指す。解体工事を除いた事業費は7億6000万円(税込み)を見込んでいる。

 旧明石市立図書館は、16年に閉館。17年から「あかしふるさと図書館」として活用されていたが、20年度に再び閉館し、未利用の状態が続いていた。
 

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