【概算事業費117億】昭和設計を特定/滋賀・湖北病院の増改築設計 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【概算事業費117億】昭和設計を特定/滋賀・湖北病院の増改築設計

湖北病院の外観

 長浜市立湖北病院(滋賀県長浜市)は、「長浜市立湖北病院増改築等設計業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、昭和設計を特定した。次点は内藤建築事務所だった。昭和設計は「今あるものを大切にみんなで醸成し続ける生活基盤拠点」をコンセプトに三つの回廊を軸にして部門を配置し、つながり、分かりやすく、看守りやすい環境を創造するプランを提案し、高い評価を受けた。

 業務内容は、新棟増築、既存棟改修、院内保育所建設、新棟接続、受変電設備改修、熱源設備、外構、公用車車庫、本館・浄化槽など解体、移転時仮設などの設計。

 業務期間は2025年9月30日まで。建設地は長浜市木之本町黒田1221。

 事業では、老朽化した病院本館を現地で建て替えるほか、現本館の4-5階に入居する老健施設を現在の病院別館に移転するため、改修工事を行う。新棟の想定規模は4階建て延べ9232㎡。既存棟改修、院内保育所建設、新棟接続、旧棟解体、外構、公用車庫を含む工事期間は25年度から28年度を見込む。概算総事業費は117億1000万円(税込み)。

 

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