【土木の日】ボスポラス海峡トンネルをバーチャルで通ったよ! 小中学生が大成建設で職場体験 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【土木の日】ボスポラス海峡トンネルをバーチャルで通ったよ! 小中学生が大成建設で職場体験

2016年に完成した音響風洞実験棟で風と低騒音を体感

 大成建設は、18日の「土木の日」にちなみ、横浜市の技術センターに近隣の小中学生を招いたイベントを開いた。10日に横浜市立名瀬中学校2年生8人を受け入れた職場体験を行い、14日には横浜市立川上小学校3年生53人を迎えた体験見学を実施した。参加した生徒たちはイベントを通じて建設業の仕事への理解を深めた。
 10日の職場体験では生徒がチームに分かれストローとテープ、輪ゴムで橋を製作するブリッジコンテストを実施。同社研究員も2チーム参加し、計4チームが製作した橋を長さ40cmの空間にかけて重りを吊り下げ、その耐荷重を競い合った。
 14日の体験見学では生徒らが3班に分かれて2016年に完成した音響風洞実験棟で風と低騒音を体感した。仮想空間を3次元で見るバーチャル・リアリティ室ではトルコのボスポラス海峡トンネルを通る地下鉄の乗車体験などを行った。コンクリート試験体破壊実験も実施し、圧縮試験器でコンクリート供試体が壊れるまでを見学した。その後の質疑応答では「いままでに建てた建築物の数」や「大成建設で働いている人数」などさまざまな質問が活発に飛び交った。

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