土木学会(大石久和会長)は23日、東京都新宿区の学会講堂で開いた「土木の日シンポジウム2017」で、土木の日を制定してから30周年の節目を記念して、初めて作成したロゴマークを公表した。
学会は、1987年に11月18日を「土木の日」に制定し、毎年、土木に対する国民の理解を向上させるための、さまざまなイベントを実施している。
シンポジウムでは、土木の日実行グループ幹事長を務める真田純子東工大准教授が、「モチーフは土と木で、背景の青が空、川、海にも見える。人によっていろいろな解釈ができる。多様な解釈をしてほしい。また、白黒や単色でも使え、線画での表現も可能になっている」と説明した。
土木学会は、「土木の日」関連行事を行うすべての団体、行政などの土木界全体がロゴマークを使うことで、土木との触れ合いを通じて、土木技術、土木事業に対する認識と理解を深め、社会資本整備の意義と重要性について幅広いコンセンサスが形成されることに期待を寄せている。
公式ブログ
【土木の日・ロゴマーク】モチーフは「土」「木」! いろんな解釈で多様な使い方を
[ 2017-11-27 ]