住友商事を代表企業とするグループは、九州大箱崎キャンパス跡地で計画するまちづくりプロジェクトの名称を「HAKOZAKI BLOCK」に決めた。箱崎の「箱」、知や人、暮らし、アイデアを積み重ねる「積み木」をイメージし、地域の歴史を受け継ぎながら新たなまちを創出する。2028年のまちびらきに向け、今後、建築工事が本格化する。
次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」のユースケース開発を軸とした次世代産業創出拠点「BOX FUKUOKA」をはじめ、分譲・賃貸マンション計15棟約2700戸、学生・社員寮、フードパーク、インターナショナルスクール、総合病院などを整備する。商業施設は、エディオン、イオン九州、ロイヤルホームセンターなどが出店する予定だ。また、顔認証による自宅の鍵の解錠やスーパーマーケットでの決済、AI(人工知能)を活用した監視カメラシステムなどを導入し、スマートシティーの実現を目指す。
22日の発表会には、グループを構成する住友商事、JR九州、西部ガス、清水建設、大和ハウス工業、東急不動産、西日本新聞社、西日本鉄道の代表者らが出席し、住友商事の本多之仁常務執行役員が「地元はもとより、全国に愛され、育まれ、発展する場所となるようコンソーシアム一同尽力する」とあいさつした。
来賓の赤司浩一九州大総長は、「技術革新などの変化を取り入れ、新しいものにも対応できる柔軟な発想で臨んでほしい。長年、私たちを育ててくれた箱崎で、今度は私たちが新しいまちを育てる力になりたい」と語った。


