【東亜道路工業】初の見学会! 日大生が技研・工場で舗装技術や製造過程を学ぶ  | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【東亜道路工業】初の見学会! 日大生が技研・工場で舗装技術や製造過程を学ぶ 

 東亜道路工業は、茨城県つくば市の技術研究所などで日大理工学部交通システム工学科の3年生68人を招いた見学会を開いた=写真。同社として初めてとなる見学会では、アスファルト混合物やアスファルト乳剤の製造実演や各設備の構造を確認し、学生たちは道路舗装への理解を深めた。
 見学は4班に分かれ、技術研究所のほか、土浦市の昭和建設・鹿島道路・東亜道路工業JV県南共同アスコン、かすみがうら市の土浦工場を回った。技術研究所では村山雅人技術研究所長が「最近の舗装技術」をテーマに解説したほか、同学科のOB社員がi-Constructionなどを説明した。アスファルト合材やアスファルト乳剤の製造も実演した。
 県南共同アスコンではアスファルト合材工場を見学し、アスファルトタンクや石粉サイロ、骨材ホッパーなどの製造施設や操作室、試験室を確認した。土浦工場では製造施設やディストリビューターについて説明があった。
 見学後、学生からは「再生合材は何回再生できるか」「1日何tくらい出荷できるか」などの質問や「工場のスケールの大きさを感じた」といった感想が寄せられた。下川澄雄教授は「学生には良い機会となった。可能であれば来年度も開催したい」と話した。

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