清水建設は、月面資源開発ビジネスの実現を目指す宇宙ベンチャーのispace(本社・東京都港区、袴田武史代表)の第三者割当増資を産業革新機構をリード投資家に、計11社の共同投資家とともに引き受け、同社事業に出資した。宇宙開発をインフラ建設や資源開発の視点から協業していく。
清水建設は1987年に国内のゼネコンでは初めて宇宙開発室を設置。月面での活動を想定し、月の砂の性状や低重力下でのコンクリート打設などの研究を続けている。
今回出資を決定したispace社は、月面資源開発ビジネスを手掛ける国内唯一のベンチャー企業で、「人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ」をビジョンに、ローバー(月面探査車)とランダー(月着陸船)を独自に開発。2020年末までをめどにランダーを2回打ち上げ、19年末ごろに月周回軌道に投入して軌道上からの月探査を、20年末ごろには月面に軟着陸して月面ローバーで月面探査を行う予定だ。
特に月の水資源開発に着目し、宇宙インフラ構築に必要な物資の安定的な輸送と月面探査の技術を確立。また月面上の画像や映像を始め各種観測データや研究開発データを提供し企業のマーケティング活動にも活用してもらう。その事業資金として総額で101億5000万円の資金を調達した。
清水建設は1987年に国内のゼネコンでは初めて宇宙開発室を設置。月面での活動を想定し、月の砂の性状や低重力下でのコンクリート打設などの研究を続けている。
今回出資を決定したispace社は、月面資源開発ビジネスを手掛ける国内唯一のベンチャー企業で、「人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ」をビジョンに、ローバー(月面探査車)とランダー(月着陸船)を独自に開発。2020年末までをめどにランダーを2回打ち上げ、19年末ごろに月周回軌道に投入して軌道上からの月探査を、20年末ごろには月面に軟着陸して月面ローバーで月面探査を行う予定だ。
特に月の水資源開発に着目し、宇宙インフラ構築に必要な物資の安定的な輸送と月面探査の技術を確立。また月面上の画像や映像を始め各種観測データや研究開発データを提供し企業のマーケティング活動にも活用してもらう。その事業資金として総額で101億5000万円の資金を調達した。