【土木学会】『防災減災カードゲーム』で遊びながら土木を学ぼう! 無料で貸し出し | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【土木学会】『防災減災カードゲーム』で遊びながら土木を学ぼう! 無料で貸し出し

 土木学会の若手技術者が運営する若手パワーアップ小委員会は、子どもたちに遊びながら土木について学んでもらおうと、『防災減災カードゲーム』を作成した。ゲームのデザインからルールまですべてを自前で考案。各地で出前講座を行ったところ、保護者から「知育として使いたい」などの声が上がり、防災の総合教育への導入を検討している県もあるなど好評を博している。
 遊び方は、「てつどう」「くうこう」などインフラのカードを場に配置して、ゲームをスタート。山札には「じしん」「こうずい」などそれぞれのインフラに被害を与える災害のカードと「事前対策」「応急復旧」のインフラを守るカードがあり、交互に引いていく。山札がなくなった時点で、より多くのインフラカードを健全なまま残したプレーヤーが勝者となる。
 実際に遊んでみると、災害の発生状況(どの災害カードが既に出ているか)を踏まえて、どのインフラに事前対策を施し、応急復旧した方が良いのかなど、ゲームとして奥が深い。
 カードは誰にでも分かりやすいピクトグラムを採用。小さい子どもが使うことも想定して角を丸めて、取りやすいようにマット加工するなど細部にもこだわった。カードは希望者に無料で貸し出しているほか、出張説明も行っている。問い合わせは同小委員会、ウェブサイトはこちら

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