【学校キャラバン】装着型ロボット、軽い! 文蔵小で児童120人が仕事学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【学校キャラバン】装着型ロボット、軽い! 文蔵小で児童120人が仕事学ぶ

児童がロボットスーツを装着するなど建設業の先端技術を体験した

 国土交通省や建設業団体などで組織する建設産業戦略的広報推進協議会(事務局・建設業振興基金)は15日、さいたま市の文蔵小学校で建設業の魅力を伝える「学校キャラバン」を開催した。ドローンの飛行見学やVR(仮想現実)による災害体験、装着型ロボットの体験などを通して、児童や教員らに建設業の重要性などをアピールした。
 学校キャラバンは、建設業界と行政が小学校、中学校、高校を訪問し、児童・生徒や保護者、教員に対して建設業の社会的な役割やものづくりの素晴らしさを直接語りかけ、交流するプログラム。2014年度から実施している。
 17回目を数える今回は、JM(東京都千代田区)がドローン飛行見学、建物内VR体験、3Dプリンター制作物展示、大和ハウス工業が装着型ロボットやクールベスト装着体験、狭小空間探索ロボット展示、日本建設業連合会のけんせつ小町と竹中工務店がVRによる災害体験、全国低層住宅労務安全協議会のじゅうたく小町部会が女性技術者による講話、埼玉県立大宮工業高校がアーチの解説・組み立て体験を行った。
 地元選出衆院議員の田中良生元国土交通副大臣も駆け付け、「体育館や住宅、ビル、道路をつくる建設業に最近、若い人が入らなくなってきている。建設業は楽しい、すごいと実感してほしい」と児童約120人に呼び掛けた。
 装着型ロボットを体験した児童は「軽い」と驚き、ドローンが飛び立つ瞬間には歓声が上がるなど、参加した児童らは建設業の仕事に理解を深めた様子だった。

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